昔からずっと疑問だった。

この疑問に、誰も答えてくれない。

「なんで週5日も働かなきゃいけないんですか?」

なんで平日が5日で、休日が2日なんだろうか。

明らかにバランスが悪いとは思わないか。

ここ十数年の科学の進歩によって、人類の生産性は飛躍的に向上した。「AIが仕事を奪う」なんて話も出たりしている。

でも、依然として平日は5日間だし、ほとんどの人間が週5労働をしている。資源だってもう余ってるんだから(空き家問題・食料廃棄問題など)、週4労働でもいいんじゃないかと思うし、本気出したら週3労働でもいけるんじゃないかと思う。でも社会に変化は起きていない。

AIが奪ったのは他のパワフル系の女性シンガーのシェアくらいのものだ。

 

 

この話をすると、一定割合でこう言う人がいる。

「平日5日働くからこそ休日の2日のありがたみがわかるんじゃん」

私はワークライフバランス保ってますよ、とデキる感じを醸し出してこういう謎理論を展開する方がいる。リア充ですよと。

でも、そういう人でも長期休みに仕事を入れたりしないし、海外旅行に行ったりするし、年末に実家に帰ったりするし、紅白を見たりしている。

こういった言動不一致な分裂的発言は、極限状態における一種の防衛本能によるものと考えられる。週5という殺人的システムをなんとか肯定しようとムリヤリ答えをひねり出している孤独な旅人なのである。

 

自分は疑問を解消するためにある実験を行った。

一旦バイトを入れまくって週7労働にし、そこから週6・週5と徐々に減らしてみる事でどういう変化が身体に起きるかを観察した。

結果、週7に比べ週6の方が脳・身体にかかる負荷は下がり、その後も労働量を減らせば減らすほど、負荷は下がっていった。

特に、週3→週2の減少が一番インパクトがあった。週3だとまだ労働に時間が取られている苦痛が拭えなかったが、週2だとかなり快適になるという実験結果となった。

ただ、週2バイトだと生活するにはかなり苦しく、白米に塩をかけたものを食ったりして飢えを凌ぐしかなかった。また、お金がないので女の子にもモテないという要素がキツかった。

ほかにも週25時間以上働くと認識能力に悪影響が出るという実験結果もある。(40歳以上の場合だが)
https://gigazine.net/news/20160720-working-hours-cognitive-ability/

これから見ても、週5労働というのは明らかにやりすぎ。身体に蓄積するダメージは計り知れない。

皆さんは、あしたのジョーという漫画を読んだことがあるだろうか。

主人公ジョーはあまりの疲れに真っ白に燃え尽きて動けなくなってしまう。あれと同じような状態と考えてもらっていい。

ただ居る場所がリングなのか、オフィスなのかという違いだけである。

AIにもっと仕事を奪ってくれよ、頼むよ。

という話をしたが、科学の進歩の恩恵を我々は確実に受けている。今、僕らの暮らしはとても快適である。

いくら貧しいからと言って何も食い物がない人はいないし、エアコンがない人はいない(なかったとしても、頑張ってバイトすればエアコンのある家には住めるだろう)

たとえば、徳川家康とか多分かなりリッチな暮らしをしてたと思うけど、彼の家(江戸城)は僕らの家ほど快適じゃなかったはず。

冬はクソ寒くて、夏はクソ暑い。ビールも常時キンキンに冷やすのは難しかっただろう。

現代だったらハーゲンダッツのアイスクリームだって食べ放題だっただろう、けど江戸じゃ無理。

 

我々平成の人間は、江戸時代に一番快適に暮らしていた人より快適に暮らせるんだから、ハッピーなはずである。でもそうじゃない。

なんでそうじゃないと感じるかというと、

それはストレスを抱えて多くの人が、はけ口としてTwitterとかで誰かを非難したりしているから。

誰もがパニッシャーになりたがっている(パニッシャー:罰を与える人)。でも人が人を裁くことなんでできるのだろうか。

パニシャれるというのだろうか。

ストレスの原因はもちろん明快で、「週5日も労働をしているから」ということだろう。

なかには「週5で労働していないけど、ていうか無職ですけど、日常的にTwitterで誰かを攻撃しています」という方もいるかもしれないが、それも週5労働がデフォルトになってしまっている社会の閉塞感が影響する部分はあるのではないかと思う。

この疑問だらけの週5労働だが、そもそもこれが社会の標準となった経緯はなんなのか?次回からはそこに迫っていく冒険に旅立ちます。