はじめに

インスタグラムではオサレな毎日を切り取り、フェイスブックでは充実した日々を投稿し、仲間達とウィットに跳んだコミニュケーシ ョンで共感の押し合い。冴えない人生を過ごして来たMogmog編集部には、そんな充実した毎日を過ごすことなんてできないし、世間から蔑ろにされた人生だからインスタグラムやフェイスブックに僕らの居場所なんてありません!でもそんな僕らだって居場所が欲しいのです!だから今こそ僕らにmixiを!

 

mixiってなんだったけ?とりあえず簡単に紹介!

今のmixiってどんな感じなの?

今から約1 0年前、日本中に利用者が存在した「mixi」最近ログインしたことありますか?

「はい!僕は日々更新しています!」そんな人はなかなかいないでしょう。しかし編集部の僕は日々mixiを更新し、これからmixiを中心に利用していくことに決めたのです。現在マイミクは4人、その中の3人は瀕死の状態、一人はプロフィー ルに「東京生まれの旦那を連れて沖縄に帰って来ました!」と書いてあります。しかし、しかしなんです。もうその人の旦那さんは他界してしまい。女手一つで子供を育てて、日々力強く生きているのです!そうです。mixiの中では時間が止まっているのです。無数に存在するコミュニティの更新も止まっているものが大半で、友達を探してみてもログインされている形跡はなく、以前そこにいた『面影』だけが残っているのです。

僕のマイミク、僕のミクシー

例えていうなら閉館され廃墟になった巨大デパー トや遊園地のような侘しさと悲しさの世界が広っているのです。動かなくなったコミュニティは廃墟にあるカレンダ や時計のように、保存された写真は置いていかれたアルバムの様に、誰もいないところでずっと笑っていて、その笑顔は久しぶりに訪れた訪問者に「見つけてくれてありがとう」そう言っているように思うのです。

自分の写真フォルダ一を開いてみると、そこには笑顔で笑う自分の姿があり、その自分はこれから訪れる世の中から蔑ろにされ、冴えない無駄な時間しか過ごせなかった今の自分を知らず、アホみたいな顔で笑っているのを見ると、申し訳ない気持ちで涙も出てしまうのです。

この切ない気持ちになりながらブランデ一をロックで飲み、たまに指で氷を回しながら、『僕は一体何をやってるんだ、、、』そうつぶやくことしかできないのです。

思い出すと、振られた女の子や、敵対しているリア充どもには足跡という問答無用に形跡が残される機能に細心の注意を払いながらも、うっかり足跡を残してしまいメンタルを崩壊し、生まれたての子鹿のように震えていたけど、今となってはいくら足跡をつけても見られることすらなくなったので入り放題、見放題で、嫌な思い出思い出し放題。もしかしたらたら、そのムカついたリア充どもにディスりコメントを打ちまくろうが、それすら気がつかれることもありません。

憂さ晴らしだってできるかもしれない、それが今のmixiの現状だ。

足跡検索

そんな中、今でも頻繁にmixiで更新し続けて入る人も少なからず存在している。なんでインスタグラムやFBではなく、mixiで更新を続けているのか、更新をしている人の投稿を読んでみた。そこれ気がついたのは、今でも更新をしている人は、どちらかというと日々の報告というよりは日記のような使い方をしている人が多いことに気がついた、普通、日記というのは誰にも見られないように書くものだけど、それとは少し性質が違うもので、少しだけ誰かに聞いてもらいたい日記のような使い方で、FBなどでは見ている人が多くて言いにくいことをmixiに書いている感じだ。

必ず誰かに読んで欲しいものではなく、誰かが気がついてくれたらいいな?という思いで、書いた手紙を大きな海に投げるような感覚に似ている。拾ってくれた人とは本当の自分を分かってくれる人なんじゃないか?そんな思いのある投稿が今のmixiには見受けられるのです。FBやインスタグラムにある軽い繋がりが苦手な人だからこそのmixiの利用法なのかも?

考えて見たら僕らにもインスタグラム、FBに居場所はない

僕らは誰かを僻みながらディスることでしか使用用途のないツィッターを、インスタグラムではオサレな毎日を切り取り、フェィスブックでは充実した日々を投稿し、サークルの掲示板の用に使いこなす連中が幅を聞かせている。仲間達とウィットに跳んだコミニュケーションを楽しみ、人生を余裕綽々で過ごす世に言う「リア充」達が幅を効かせているのだ。

冴えない人生を歩んでいる僕らのような人間は、現状のSNSを気軽に使うことなんてできるわけなく、使わないか、ねちっこくネットリとした使用方法を開発し、他人の投稿をうがった見方をして楽しむことしかできないのだ。例えば、子供が描いた絵をポストしたものに、友達が「センスいい!」「オ能がある!」「Tシャツにしたら売れるかも!」というコメントを見ながら「そういうの大概才能もなければ、褒めてるコメントを書いている人もセンスも才能もないですし、むしろ才能のないレッテルを貼られているだけですから」と冷ややかに見ながらシュークーム食べてますから。

なんだったらそういうコメントを書いている人の投稿を掘りまくって、「こういうやつだからそんな薄っぺら」いコメント書けるんだよ、こいつこのコメントに責任持てるのか?」「こういう奴 って楽でいいよな」「こういう奴に限って無駄な感情マーク使うんだよな」「ほら、やっぱりこいつのポスト見てみると、典型的な思考停止人間のくせに思考していると思ってる、現代で最も薄っぺらい人間じゃねーか」とか考えながら生きている実感を感じようとするクズ代表が僕達ですから。

でも僕らだって人の子です。

できることなら人の投稿に僻んだりもせず、朗らかで、陽だまりでル・クプルの用な暖かい心で平穏に毎日を過ごしたいのです。しかし毎日を楽しく朗らかに、僻むこともせずに充実した毎日を過ごしている人たちがコミニュケ ーションを活発に行なっているこの場所じゃ、朗らかではいられず、時に攻撃になり、SNS外で一 方的にディスり、『僻みの匠』として生きていくしかないのです。この状況を打開して無駄に人に僻まず、朗らかに生きていくには、リア充達がいない場所に行くことを思いついたのです。そこならばきっと僕らでも朗らかに生きていけるんじゃないかって!

そして僕らは自分の居場所を求め、廃墟と化したmixiに再び足を踏み入れる。

一時期はリア充が幅を聞かせ、異性を釣るためにオサレなコミュに入り、同じコミュに入っているお気に入りの女の子を探し、あたかも知らなかったかのように「フィシュマンズ好きなんだよね~」みたいな話をし、「え~私も大好き~」「マジで~今度ライブ行こうよ、そういえばあのバンドとか好き?」いうどうでもいい会話が巷に溢れ、新手の出会い系サイトと言われたmixi、そういう奴を今と同じように敗北感にまみれながらディスりまくっていた僕らが、そういう連中が去り、今では廃墟と化しているmixiにこそ、自分たちの場所が作れるんじゃないかと考えたのです。リア充達の姿が見えないこの場所なら、変に僻むこともなく、きっと僕らは今より穏やかに暮らしていけると思うのです。今のSNSに居場所がない僕等だからこそ、この廃墟のようになってしまったmixiにこそ、数少ない友達と共に足を踏み入れ、秘密基地のような自分たちの居場所をつくることができるです。

もし同じように今の主流のSNSに世間から蔑ろにされているような僕らが交流の場所を作ろうとしても、リア充たちには嘲笑われ、馬鹿にされること間違いありません!この記事を見て『そんなことなんて思わないよ!』ていうリア充達がいるでしょう、でもそんなこと関係ないのです、『そう思われている』という気持ちになることが僕らにとっては今主流になっているSNSなのです。

だからこそ、そういうリア充たちがいなくなったmixiに、僕らの新世界が構築できるです。世間から蔑ろにされ、鼻で笑われ続け、なんだったら存在すら認められない僕らだからこそ、世間から忘れられてしまったmixiを愛することができ、手を差し伸べてあげることができるので、リア充たちには今を大事にするのでしょうが、僕らは過去を愛する人種なのです。「後ろを振り向くな!」という人もいますが、僕らにとっては後ろを振り向くことで未来を作りたいと思っているのです。

僕たちのこれからのmixi活用法

では具体的に僕らはどうやってmixiを活用していけばいいのか考えてみた。とりあえず自分のアカウントを取り直すことをお勧めします。今までのアカウントも残しておきたいという人は設定画面からアカウントの追加ができるのでそれを利用して構いませんが、過去を振る向きながらも、過去をリセットすることも必要なのです。新しいアカウントを作る理由は、マイミクが0になり心機 ー転で自分の友達を増やしていけて、例えば以前は大きな水槽の中で元気に泳いでいた沢山のメダカが管理もされず、水が循環されず酸素がなくなり、大量のメダカが餓死をしている水槽に新しいメダカを入れても生きていくことはでません。だからこそ餓死したメダカを一掃して水を入れ替え、小さな水槽からでも新しい環境で元気なメダカを大切に育てていくことが重要です。それと同じように考えて友達(マイミク)を増やしていくことが重要です。

この友達探しが重要です。普通SNSの友達探しは『友達かも?』みたいな形で表示されたものを追加して行ったり検索をして友達を探すことが主流です。もちろんmixiでもそのような機能は備わっていますが、その機能を極カ使わず少人数でも構わないので自分と感覚の近そうな人に思い切って、声をかけることが必要です。SNSとして優秀な友達検索機能を捨てることが再スタ トするmixiの利用法として重要になります。利用者の少ない現状のmixiで検索したところで、死にアカウントが見つかるだけで、綺麗な水の水槽に死んだメダカを入れて環境を悪くさせることと同じで、逆にこれからmixiに自分の居場所を作ろうと思った気持ちの障害になることしかありません。

重要なのは新しく作ったアカウントをどのように使うかが問題なのです。

新しく作ったアカウントをどのように使っていけばいいかというと、思ったよりも簡単です。そのヒントはゲームの神様横井軍平氏の言葉「枯れた技術の水平思考」その言葉をヒントにすれば、きっとmixiは使えると考えています。

横井軍平

 

水平思考」その言葉をヒントにすれば、きっとmixiは使えると考えています。横井軍平氏というのは元任天堂の技術者でゲームクリエイターで「ゲーム&ウォッチ」「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」や十字キーを開発した偉人だ。マジックハンドと言われる玩具もこの人の開発によるものだ。この「枯れた技術の水平思考」というのは、横井軍平氏のもの作りに対しての哲学のようなもので、簡単に説明すると、「散々使いこなれて、枯れてきた技術をまるっきり違う目的に使う」ことです。例えば有名なものとしては電卓の技術を使ってゲ ー ム機を作る。そういったことになります。これをmixiに置き換えて考えると、もうSNSとして使い古されたmixiを新しい発想で使っていけば、新しいmixiの使い方が見つかる。そう編集部は考えているのです。正直FBとmixiでできることといえば、そんなに大きな違いがあるわけじゃありません。大きくいえば同じSNSです。

重要なのはSNSという散々使われたサービスをどう違った角度で利用するかということに尽きるのです。そこでSNSの魅力とされている簡単に繋がることができる。その機能を使わず、新しく作ったアカウントでは現在親交の深い人に口頭でmixiをまた始めたことを伝えてマイミクを増やしていき、中途半端な知り合いは極カマイミクに追加することを避ける、自分の興味のあるコミュニティを探し、そのコミュニティが動いていない場合は、コミュ名の後に年号をつけ、新しくコミュニティを制作し、自らが運営していく(例 川本真琴2017,…_,など)このことにより、新しく興味を持ったmixi利用者が自分の興味を持っていることに対して、止まったコミュではなく、進行形のファンが集いやすくなる環境を作っていくことができます。このコミュの繋がりこそが、これからのmixiには重要で、FBやインスタグラムの一般的なユーザーはフレンドなどは知っている人や、どこかで会った人が大半をしめています。逆に知らない人が申請をしてきたときに不快に思ったりしてスルーしてしたりするものですが、新しいmixiの利用方では割合として、知り合いは少人数に抑え、今のmixiの状況でもコミュに入って少しでも自分の好きなことの情報を得ようとできる真面目な人をマイミクとして増やし、割合で言えば3:7で実際には知らない人が多い状態を作ることだとが重要で、フエイスブックやインスタグラムと違い、知らない人との掲示板的なサ ー ビスとして生まれ変わることがいいのではないかと思っています。

ちなみにグダグダと考えてみましたが、実はただmixiを復活させるだけなら、意外と簡単な気がします。理由は何個かあるのですが、mixiには日本でまた利用者が増える要素があると思っています。最近そう思って、個人的に調査をしてみたんです。例えば僕が最近mixiをやっているという話をすると、必ず話したみんなは一応に面白がってくれます。『なんで今やってるの?』とか『昔やってたけどもうログインできない』とか言いながら、結構mixiの話題で会話は盛り上がります。

最近友達のプロレスラーにもmixiを始めてもらったのですが、そのプロレスラーがtwitterにmixi始めました、マイミク募集中!と投稿した時に、マイミク自体はそこまで増えなかったのですが、そのツィッターの投稿に対しての反応は他のものよりもよく、mixiを今するということは面白い認識されるということと、今mixiをやっている人が面白い人だということも、このツィッタ ーでも立証できたと僕は確信しています。

世の中には面白い人と認識されたい人ばかりです。実際にFBやツィッタ ーでも、いかに自分が面白い人間かをアピールする為のツールになっている部分もあります。mixiはそこをうまく利用すればスム ーズに巻き返しも可能だと考えれます。

この「mixi=ちょっと笑われる対象」として認識されている今だからこそ、チャンスなのです。ちょっと笑ってくれる人を巻き込んでいけば、今からでもmixiは最前線に戻れるはずです。よくも悪くもバスる時代です。今こそ利用者を奪われたツィッタ ーやフエイスブックもうまく利用すれば、逆に今度はmixiが世界を石鹸→席巻することだって可能です。フェイスブックに関しては若い層の利用者は少ないと聞きますし、最近では利用者も激減していると聞きます。若い層に特化して考えると、FBよりもmixiの方がポップで遊び心もあります。しかも今の20歳以下の人はmixiを利用すらしたこともない人が大半ですし、どんなものかも知りません。だからこそ受け入れやすいとも考えられます。

ただ正直言えばmixiが大々的に復活してしまうと僕らにとっては都合良くありません。なぜなら、またリア充たちが押し寄せ、廃墟の中に隠れてこっそりと一所懸命居場所を作った僕らの場所を、問答無用に奪っていくのが目に見えているのですから。あいつらだけには僕らの居場所奪われたくないんだよ。クッソそうなってくると結局ぼくらの居場所は2ちゃんしかないのか?誰か文通してください。

【こぼれ話】mixiの本社に行った時の思い出

実はこの僕、mixiの全盛期に新しい企画を持って六本木ヒルズかどこかにあった本社に出向いたことがあった。

コ ー ボレートカラーのオレンジを使ったエントランスには、僕なんかと接点もなければ存在すら気づいてくれることもない、すごぶる上等の美人受付が座っており、きっと六本木のカッフェで声をかけても確実にシカトされるであろうこの美人が僕に微笑み、その場限りの対応とは理解しながらもドキドキしながら、応接室に連れて行かれ、絶対的美少女メーカープレステージで繰り返されるような出来事も一切なく、提案した企画は箸にも棒にも触れず、帰るときにはその美人受付も定時で帰宅しており、誰もいないエントランスを帰った記憶が呼び起こされました。

そのときに出した企画はmixiはネットを使ったコミュニケーションを提供しているサービスなんだけど、そんなmixiだからこそ、オフラインやリアルのコミュニケーションをmixiで働いている人が大事にできることが、今後のmixiには必要になってくるから、僕のこの考えたサービスが必要だって話したらポカーンとされたんだけど、もう一回相談させてもらえないかな。mixi頑張って最前線に返り咲案をもっと考えるので。

いかがだったでしょうか?

mixiの世界にもう一度足を踏み入れてみようとおもいましたか?

なんとなくmixiをこき下ろしたかったように思う人もいるかもしれませんが、そんなことは決してございません。なんとかmixiに頑張って欲しいとの思いでこの特集を組ませてもらったわけです。mixi株式会社はモンストなどに一 生懸命でSNSのmixiをもう見てみないふりをしているのかもしれません。「そっとしておいてくれ」と思っているのかもしれません。でも日陰者の編集部としては影に隠れているmixiに手を差し伸べずにはいられないのです。